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Notice

トラックドライバーの「荷待ち」に関する実態調査

【「荷待ち問題」トラックドライバーの本音に迫る】ドライバーの82.6%が「荷待ち」にストレスを実感 荷待ち時間を運賃請求に活用されてる場面は3割以下
〜約半数が「荷待ち」の解決に向けて車両の位置情報を監視・管理するシステムが有効だと実感〜


 株式会社ドコマップジャパン(東京都港区、代表取締役 浦嶋一裕、以下「ドコマップジャパン」)は、何度も荷待ちを経験したことがあるトラックドライバー109名を対象に、トラックドライバーの「荷待ち」に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。



調査サマリー





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調査概要


調査概要:トラックドライバーの「荷待ち」に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年1月12日〜同年1月15日
有効回答:何度も荷待ちを経験したことがあるトラックドライバー109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社ドコマップジャパン」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.docomap.jp




トラックドライバーとして最もストレスに感じること、第1位「事故や渋滞などの交通事情」、第2位「荷待ち」


 「Q1.あなたがトラックドライバーとして勤務しているなかで、最もストレスに感じることを教えてください。」(n=109)と質問したところ、「事故や渋滞などの交通事情」が42.2%、「荷待ち」が22.9%という回答となりました。





・事故や渋滞などの交通事情:42.2%
・荷待ち:22.9%

・荷物の積み下ろし:8.3%
・荷主からの圧力:8.3%
・コミュニケーションが取りづらいこと:6.4%
・長時間の運転:3.7%
・その他:5.5%
 - 54歳:自転車の無謀な運転
 - 55歳:労働時間
 - 38歳:乗用車の運転マナーの悪さ、トラックとの速度の違い
・特にない:1.8%
・わからない/答えられない:0.9%




1日あたりの荷待ち時間、41.4%が「1時間未満」、32.1%が「1時間~2時間未満」と回答


  「Q2.荷待ちにかかる1日あたりの平均時間を教えてください。」(n=109)と質問したところ、「1時間未満」が41.4%、「1時間~2時間未満」が32.1%という回答となりました。





・1時間未満:41.4%
・1時間~2時間未満:32.1%

・2時間以上~3時間未満:16.5%
・3時間以上~4時間未満:5.5%
・4時間以上~5時間未満:0.9%
・5時間以上~6時間未満:0.9%
・6時間以上:0.9%
・わからない/答えられない:1.8%




荷待ちに対して、約4割から「中程度のストレスを感じる」の声


 「Q3.あなたの荷待ちに対するストレスのレベルを教えてください。」(n=109)と質問したところ、「中程度のストレスを感じる」が39.4%、「低いストレスを感じる」が24.8%という回答となりました。





・中程度のストレスを感じる:39.4%
・低いストレスを感じる:24.8%

・ストレスは感じない:15.6%
・高いストレスを感じる:14.7%
・不安や怒りを抑えられない程のストレスを感じる:3.7%
・わからない/答えられない:1.8%




荷待ちが発生する原因、「他車両と予定時間が重なるから」が47.7%で最多


 「Q4.あなたが思う、荷待ちが発生する原因を教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「他車両と予定時間が重なるから」が47.7%、「手荷役作業に時間がかかるから」が40.4%、「倉庫のオペレーションが効率的ではないから」が37.6%という回答となりました。





・他車両と予定時間が重なるから:47.7%
・手荷役作業に時間がかかるから:40.4%
・倉庫のオペレーションが効率的ではないから:37.6%
・時期によって物量にばらつきがあるから:36.7%

・細かい検品作業が多いから:29.4%
・拠点の立地に問題があるから:14.7%
・再配達依頼が多すぎるから:7.3%
・その他:2.8%
 - 63歳:到着時間厳守のため渋滞考慮で出発するので
 - 58歳:ヤードの状況
・わからない/答えられない:12.8%




「商品物量が多過ぎる」や「荷積み荷卸しの場所が少ない」などの原因も


 Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、荷待ちが発生する原因があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=95)と質問したところ、「商品物量が多過ぎるから」や「荷積み荷卸しの場所が少ない」など60の回答を得ることができました。




<自由回答・一部抜粋>
・39歳:人手不足。
・62歳:商品物量が多過ぎるから。
・44歳:作業工程を考えないでの発注が多すぎる。
・52歳:連絡がうまくいっていない。
・30歳:荷積み荷卸しの場所が少ない。
・58歳:機械的なトラブル。
・48歳:遅い時間まで客から注文を受けて発送するので積込が遅くなる。




約半数が、「車両の位置情報をリアルタイムで管理するシステムは荷待ち解決に有効」と回答


 「Q6.車両の位置情報をリアルタイムで管理するシステムは荷待ちの解決のために有効だと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「非常にそう思う」が18.4%、「ややそう思う」が29.4%という回答となりました。





・非常にそう思う:18.4%
・ややそう思う:29.4%

・あまりそう思わない:26.6%
・全くそう思わない:18.3%
・わからない/答えられない:7.3%




車両位置情報システムの活用、「アプリで、登録、予想時間や、何社目かを確認」などの事例も


 Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.実際に活用されている事例があれば教えてください。(自由回答)」(n=52)と質問したところ、「アプリで、登録、予想時間や、何社目かを確認」など32の回答を得ることができました。



<自由回答・一部抜粋>
・60歳:アプリで、登録、予想時間や、何社目かを確認。



約3割が、「30分単位」で荷待ち時間を記録


 「Q8.あなたのお勤め先では、荷待ち時間をどの程度記録していますか。」(n=109)と質問したところ、「30分単位」が25.7%、「1時間単位」が11.0%という回答となりました。





・30分単位:25.7%
・1時間単位:11.0%

・3時間単位:3.7%
・6時間単位:0.9%
・全く記録していない:34.9%
・その他:1.8%
 - 58歳:デジタコで分単位で記録
 - 49歳:5分
・わからない/答えられない:22.0%




荷待ち時間の記録方法、約6割が「デジタルタコグラフ」を採用


 Q8で「全く記録していない」「わからない/答えられない」と回答した方以外に、「Q9.あなたのお勤め先では、どのような方法で記録をしていますか。」(n=47)と質問したところ、「デジタルタコグラフ」が57.4%、「手書き」が21.3%という回答となりました。





・デジタルタコグラフ:57.4%
・手書き:21.3%

・車両位置管理システム:12.8%
・バース予約システム:0.0%
・その他:2.1%
 - 49歳:手書き、デジタコ、位置管理システム
・わからない/答えられない:6.4%




約3割が、「記録された荷待ち時間のデータを運賃請求等で活用」の実態


 Q8で「全く記録していない」「わからない/答えられない」と回答した方以外に、「Q10.記録された荷待ち時間のデータは、運賃請求等で活用されていますか。」(n=47)と質問したところ、「非常に活用されている」が12.7%、「やや活用されている」が14.9%という回答となりました。





・非常に活用されている:12.7%
・やや活用されている:14.9%

・あまり活用されていない:27.7%
・全く活用されていない:23.4%
・わからない/答えられない:21.3%




まとめ


 今回は、何度も荷待ちを経験したことがあるトラックドライバー109名を対象に、トラックドライバーの「荷待ち」に関する実態調査を実施しました。

 まず、トラックドライバーが最もストレスを感じる要因については、第1位「事故や渋滞などの交通事情」(42.2%)、第2位「荷待ち」(22.9%)という結果になりました。1日あたりの荷待ち時間として、41.4%が「1時間未満」、32.1%が「1時間~2時間未満」と回答しており、約4割から、荷待ちに対して「中程度のストレスを感じる」との声が挙がっています。また、荷待ちが発生する原因に関しては、「他車両と予定時間が重なるから」が47.7%で最も多く、次いで「手荷役作業に時間がかかるから」が40.4%となりました。さらに、「車両の位置情報をリアルタイムで管理するシステム」に対して、約半数が「荷待ち解決に有効」と実感しています。最後に、荷待ち時間の記録状況について聞いたところ、約3割が「30分単位」で時間を記録しており、その記録方法として、約6割が「デジタルタコグラフ」を採用していると回答しました。

 今回の調査では、トラックドライバーが日々直面する「荷待ち」の実態が浮き彫りになりました。物流業界の2024年問題への対策が急がれる中、荷待ちはトラックドライバーの長時間労働に繋がる大きな問題です。効率的なオペレーションを実現し、荷待ち時間を削減するためには、車両位置情報システムの活用が有効ではないでしょうか。



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